「BonTsDemux」の使い方
「BonTsDemux」の使い方
BonTsDemuxの特徴、出来る事
※「拡張ツール中の人」が配布されているバージョン、FFMpeg同梱タイプの特徴
- tsファイルの映像、音声の分離
- tsファイルのps化
- ac音声のwav形式へのコンバート
- ヶ国語音声の主音声または副音声のみの分離
- .1ch放送のステレオへのダウンミックス
- vid、x264形式への変換
このフリーソフトをダウンロードするには、Friio関係ファイル置き場にある最新のバージョンを探そう。
BonTsDemuxのインストール
ダウンロードしたファイルを任意のフォルダに解凍すればそのまま使用でる。
インストール作業は必要ない。
- 但し、BonTSDemuxの作動にはMicrosoft Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能パッケージが必要なのでダウンロードしてインストールしておこう。
BonTsDemuxの使い方
- 入力TSファイル
映像と音声を分離、または音声を変換したいtsファイルを指定する。
TSファイル専用。拡張子mpgなどは一覧表示されない - ビデオ出力ファイル
自動で同階層に同名ファイルが生成されるようになっている。
別の階層やファイル名にしたい場合は手動で入力しよう。 - エンコード方式
入力したTSファイルをどのように変換するか指定する。
通常、映像と音声を分離して両方抜き出したい場合はDeMux(m2v+wav)かDeMux(m2v+aac)を、プログラミングストリームに変換したい場合はMPEG2PSを、音声部分のみ抜き出したい場合はDemux(wav)、(aac)などを選択する。
- 音声出力方式
音声の出力形式を選択できる。
2ヶ国語放送の場合、Stereo(主+副)、主音声、副音声から、5.1ch放送の場合はStereo(主+副)、強制5.1ch、強制5.1ch(Split)から選択できる。
5.1ch⇒ステレオへの変換はほぼ問題なく行えるが、強制5.1chへの変換は(3)エンコード方式で選択した方式や入力ファイルによっては上手く作動しない時がある。
▲強制5.1ch(Split)を選択すると、各チャンネル独立したファイルが出来上がる。
音声ES:音声ESの選択ができる。2ヶ国語放送を変換した際に主音声、副音声の選択が上手く行かない時は設定を変更してみよう。TSファイル内に音声ESが無い場合は全て0と同じ作動になる。
音声遅延補正:※未確認
- 【参考】
筆者の設定はこれだ!
- 【参考】
- その他オプション
RF64サポート:4GB以上のwav音声を出力する場合、必ずチェックを入れよう。
Video Frame補完:29.97fpsで強制的にフレーム補完をする。 ドロップフレームが多発している時に有効。ただしCS放送など多様なフレームレートが混在する番組では盛大に音ズレする事がある。
スクランブル解除:スクランブル解除を行わない(スクランブル解除済みファイルの処理高速化用) - バッチ処理関係
(1)~(5)で設定した内容をバッチ登録し、後から一括で処理できるようになる。
設定変更した処理も「置換」ボタンがあるので便利だ。 - 変換開始
バッチ登録したファイル、または現在変換設定中のファイルの変換が始まる。