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アースソフトPT2の使い方

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アースソフト社PT2の使い方

今やテレビ録画はほとんどがDVDレコーダーで行われているが、動作はもっさりだし、コピー制限はあるしHDD容量に限界はあるしと、決して使い勝手がよいとはいえない。現在、最強の録画環境はパソコン+PT2だ。この連載では、PT2の導入から活用までを解説する。

アースソフトPT2

PT2の特徴といえば、地上/BS/CSデジタルTV放送の電波を受信でき、フリーソフトを組み合わせて自由自在に視聴・録画・編集できること。デジタルTV放送にはコピー回数を制限するプロテクトがかけられているため、通常のキャプチャーカードで録画した動画は、他のPCに自由にコピーすることができない。カットやエンコなどの編集も基本的には不可で、非常に使いづらい。その点、PT2は電波の受信時にこれらの信号をスルーしてしまうので、自由にコピーや編集が行なえるというわけだ。

PT2の販売パッケージには、付属品は何もついていない。ただカードが入っているだけだ。ドライバはアースソフトのWebからダウンロードしてきてインストールする必要がある。またデジタルTV放送の暗号解除に必要なB-CASカードも付属していないので、これは他のB-CASカードを使う機器から流用する。B-CASカードを読み込むためのカードリーダーも必要だ。あとパソコン側にPCIカードスロットの空きが1本必要となるので、自分のパソコンに空きスロットがあるかを確認しておこう。PT2、B-CASカード、カードリーダーの3点が揃ったら導入作業を始めよう。

準備

PT2本体

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B-CASカード

B-CASカードを管理している”ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ(略称:B-CAS)”のB-CASカスタマーセンターに電話して、「引越しの時に持っていたB-CASカードを無くしたので再発行して下さい」と言えば簡単に再発行してくれる。

  • B-CAS社カスタマーセンター電話番号: 0570-000-250
    (IP電話からの場合は 045-680-2868)
    • 10:00~20:00年中無休
  • B-CAS社ホームページ: http://www.b-cas.co.jp
  • ネット購入はできないので、入手手段は電話再発行注文のみ
  • 送料込みで2,000円。受け取り時支払い(代引き)のみ
  • あちらもお役所仕事で事務的なやりとりのみ(細かいことは突っ込まれませんので安心を)
  • 質問されるのはもちろん送り先とカードの色のみ
    • 迷わず”赤”と言おう
      青カードも地上波と衛星波に対応しているが青カードは契約情報の更新に対応していない
      バージンの赤カードは1週間だけ有料放送を無料で視聴可能、一枚のB-CASカードで8ストリーム以上の同時複合化が可能
  • PT2はARIB運用規定に準拠していない機器なのでB-CAS社に”PT2導入したからカード発行してください”と言っても発行してくれない

ICカードリーダ

64bitOS対応で安定動作するNTT-ME SCR3310-NTTComまたはGemalto製のPC TwinやSCM Microsystems製のSCR3310を購入

NTT-ME SCR3310-NTTCom
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  • B-CASカードをICが出ている面が表になる様に挿入、カードを認識するとライトが点灯
  • ICカードリーダはセキュリティの仕様でリモートデスクトップでは使用出来ないが回避方法がある
  • 解説→放送受信のノウハウ、電気屋が教える簡単テレビ設置教室、ボクにもわかる地上デジタル、分配器や分波器の違いや特長


  • PT2動作可能マザーボード
    3.3V電源供給対応のPCIスロットが付いてるマザーボード
    • 現在主流のPCIeスロットには差さらない
    • MG-P19014EMG-P19014Nのような外付けPCIスロットもある
  • 分波器
    アンテナコンセントなどから地上波と衛星波が混合出力されている場合に地上波と衛星波に分けてくれる機器(電波は殆ど減衰しない)
    • アンテナケーブル分配器分波器スレを見て2600MHz以上の分波器・ケーブル型分波器や分配器と分波器を内臓したダブル分波器を購入
      LNB電源を通してくれる電流通過型とそうでないのがあるので注意
    • PT2は1枚のボードに地上波用チューナー2基、衛星放送用チューナー2基が搭載されているので、分波器があれば複数番組同時録画もできるぞ

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  • 地上波アンテナ(八木・宇田アンテナ)
    VHFで地上アナログ放送、UHFで地上アナログ放送及び地上デジタル放送が送信されている
  • 衛星波アンテナ(パラボラアンテナ)
    このアンテナは動作にLNB電源(約15Vの直流電源)が必要
    • PT2かテレビやレコーダーからLNB電源を常時出力出来ているように設定しなければならない
    • 110度CS対応と明記されていない古い衛星波アンテナは110度CSの高周波数チャンネル(ND20~24)が受信出来ないので注意
    • 集合住宅の共同アンテナやケーブルテレビの衛星波再送信(BS-IF/CS-IFパススルー方式)や光回線の衛星波再送信(光放送)であるフレッツ・テレビ(東日本)、フレッツ・テレビ(西日本)から受信可能な場合はアンテナは不要
  • アンテナケーブル
    アンテナケーブル分配器分波器スレを見て地上波と衛星波どちらでも使用出来る
    • 2600MHz以上の屋外用S-5C-FBケーブル・5Cコネクタと屋内用S-4C-FBケーブルを購入
  • 分配器
    地上波アンテナや衛星波アンテナを複数の機器に接続する場合に電波を均等に分けてくれる機器(分配数に応じて電波が減衰する)
    • アンテナケーブル分配器分波器スレを見て2600MHz以上の屋外用1端子電流通過型分配器・全端子電流通過型分配器や屋内用1端子電流通過型分配器・ケーブル型分配器・全端子電流通過型分配器・タップ型分配器を購入
      LNB電源を通してくれる電流通過型とそうでないのがあるので注意

インストール

PT2とカードリーダーの装着

まずはPT2をパソコンのPCIスロットに取り付け、アンテナケーブルを接続する。

  • 「T1」「T2」と書かれているコネクタが地上デジタル用
  • 「S1」「S2」がBS/CS用のコネクタ
    クリックして拡大表示

PT2を装着してパソコンを起動したらまずはアースソフトのサイトに接続しよう。

アプリ&Utilityソフトのダウンロード

【ドライバのダウンロードとインストール】
「製品情報」→「PT2」とクリックして、「ソフトウェアのダウンロード」の「最新版」のページでドライバをダウンロードする。
「PT2-Windows-Driver-200.exe」(200の部分はバージョン番号)と書かれているのがPT2用ドライバの最新版だ。またSDKも必要なので「PT-Windows-SDK-201.exe」もダウンロードしておく
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ダウンロードしたPT2のドライバファイルをダブルクリックしてインストールする。

  • インストールする前にダウンロードしたファイルを解凍しなければならないが、この時、フォルダ名を後でわかりやすい名前に変更しておくことをお勧めする


後は、メニューに従ってインストールすれば良い
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続いてSDKのほうもインストールしておこう。こちらもダブルクリックしてメニューに従うだけだ
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【カードリーダの接続とドライバのインストール】
カードリーダーを用意する。写真は「NTT-ME SCR3310-NTTCom」。B-CASカードはこのような向きで挿入する。カードの向きが間違っていると読み込みが行なえないので注意
NTT-ME SCR3310-NTTCom

カードリーダーのドライバを付属CDからインストールしたら、カードリーダーをパソコンのUSBポートに接続すると認識される
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PT2、カードリーダーが無事に認識されればOK。デバイスマネージャで確認すると、PT2は「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」に「EARTHSOFT PT2」として表示される。カードリーダーは「スマートカード読み取り装置」の欄に表示される
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【地デジ番組視聴の為の基本設定】

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ソフトには「TVTest」がシンプルで分かりやすいのでオススメだ。番組表もあるので、とりあえずテレビを見るだけならこれで充分だ。

PT2でテレビ放送を見るためのフリーソフト「TVTest」とTVTestからPT2をコントロールするための「BonDriver_PT-ST」というソフトを「DTV関係ツール」に設置されたアップローダから入手しよう。
TVTestは「HDUSアップローダ」からTVTestの最新版を、BonDriver_PT-STの最新版は「PT1/2アップローダ」にあるので、それぞれダウンロードしよう。
【TVTestのダウンロード】            【BonDriver_PT-STのダウンロード】
TVTest画像拡大 BonDriver_PT-ST画像拡大


なおTVTestを利用する際はVisual C++ 2005 SP1のランタイムと、MPEG-2デコーダが必要になるのでXPで利用するときはこちらもあらかじめインストールしておこう。「Visual C++ 2005 SP1」は、vcredist_x64.exeが64ビット用、vcredist_x86.exeが32ビット用なので、自分の環境に合うものを入手しよう。
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Windows XP環境でMPEG-2デコーダがインストールされていない場合は「CCCP」をインストールすれば、MPEG-2デコーダも一緒に入るのでオススメだ。
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  • ウインドウズ7の場合は標準で装備されているのでインストール不要だ

地デジ視聴のセットアップ

ダウンロードしたアプリファイルをインストールしてPT2で地デジを視聴できるようにセットアップする

  1. 先ずはTVTestBonDriver_PT-STを解凍する。
    • "TVTest"はPT2で地デジを視聴するための基本アプリが入っているファイル群なので、後々わかりやすいフォルダ名を付けて、アプリを動かすドライブ(動作の速い)に解凍することをお勧めする。
  2. そしてBonDriver_PT-STに含まれる「PTCtrl.exe」「BonDriver_PT-T.dll」「BonDriver_PT-S.dll」「BonDriver_PT-ST.ini」「BonDriver_PT-T.chSet.txt」「BonDriver_PT-S.chSet.txt」を解凍したTVTestファイル群のフォルダにコピー&ペーストしておこう
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  3. 室内アンテナなど、電源供給の必要なBS/CSアンテナを利用している場合は、メモ帳などのテキストエディタを使って、BonDriver_PT-ST.iniの「UseLNB=0」の「0」を「1」に書き換えよう
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  4. ここまでの準備が済んだらTVTest.exeをダブルクリックして起動してみよう。
    すると初期設定画面が表示されるはずだ。
    1. 「ドライバ」の欄は地デジを視聴するなら「BonDriver_PT-T.dll」、BS/CSなら「BonDriver_PT-S.dll」を指定する。
    2. 「録画ファイルの保存先フォルダ」は空き容量の十分あるフォルダを指定しておこう
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  5. 次にチャンネルスキャンを行なうか聞いてくるので「はい」ボタンを押す
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  6. 設定画面が表示される。初期設定画面でBonDriver_PT-T.dllを選んだ場合は「対象チューニング空間」で「地デジ(UHF)」を選択して「スキャン開始」ボタンを押す
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  7. 数分待つとスキャンが終了し、視聴可能なチャンネルの一覧が表示されるので「OK」ボタンを押す
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  8. TVTestのメイン画面に戻ったら、チャンネルを選択してみて、ちゃんと映像が受信できているかを確認しよう
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  9. BS/CSのチャンネルスキャンも行なう場合は、左端のボタンを押して「BonDriver_PT-S.dll」を選択する
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  10. 画面上で右クリックして「設定」を選ぶと、設定画面を呼びだせる
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  11. 地デジのときと同様、「チャンネルスキャン」で「対象チューニング空間」を選んで、チャンネルスキャンを行なおう
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  12. TVTestにはEPG番組表の閲覧機能もある。TVTestの画面上で右クリックして「EPG番組表」を選択すると、別ウィンドウが開いて番組表が表示される
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  13. TVTestでも番組録画はできる(タイマー録画はできない)
    画面下の録画ボタンをクリックすれば、録画開始、もう一度クリックすれば停止。
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予約録画

「PT2」でパソコンから地デジ放送を見られるようになったら、次は番組の録画を行ってみよう。
録画用のソフトには「ptTimer」が分かりやすくてオススメ。大容量のHDDを積んだパソコンで、ガンガン録りためていこう。

PT2に対応したテレビ番組録画ソフトは複数ある。
従来は「EpgDataCap_Bon」「TVRock」が代表的な存在だったが、初めてPT2を利用するならば「ptTimer」がオススメだ。

  • 「EpgDataCap_Bon」「TVRock」は高機能で設定項目が豊富な反面、導入時の設定が少々面倒だが、「PTTimer」なら非常に簡単に導入できる。

ptTimerを入手したら適当なフォルダに解凍。実行したらチャンネルスキャンを行ない、EPGの番組表データを取得したら、あとは録画したい番組を指定すればOK。
PT2ならば、最大で地デジ×2、BS/CSデジタル×2の最大4番組を同時録画することができる。
また「ptTimer」には、番組名などに含まれる文字などをキーワードに指定して自動的に録画登録を行なう機能も持っている。例えば毎週放映されるアニメ番組のタイトルを指定しておいて、自動的に毎週録画するといったことも可能だ。
なおPTTimerはPT2を1枚だけ差している環境でのみ利用できる
「2枚カードを差して、8番組同時録画したい」というときは「EpgDataCap_Bon」などのツールを利用しよう。

「ptTimer」を導入して録画&予約環境を構築する

DTV関係ツール」の「PT1/2アップローダ」から、ptTimerの最新版をダウンロードする
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ダウンロードしたファイルを適当なフォルダに解凍しよう。解凍したらPTTimer.exeを実行すると、タスクトレイに漢字の「田」の字のような形のアイコンが表示される
PTTimer.exeを実行し、タスクトレイにアイコンが表示されたらクリックすると、このようなメッセージが表示されるので「はい」ボタンを押してチャンネルスキャンを行なう
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「設定ダイアログ」が表示されるので、「チャンネルスキャン」ボタンをクリックすると、PT2で受信可能なチャンネルのスキャンを行なってくれるのでしばらく待とう
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「設定ダイアログ」の画面ではいくつか設定項目が用意されている。「録画マージン」では、録画開始予定時刻の前後何秒を録画に含めるか指定できる。「復帰マージン」で「5分」を指定すると、録画開始5分前にパソコンを休止/スタンバイから復帰させてくれる。また録画ファイルの保存先フォルダや、録画終了時の動作なども指定できる。設定が終了したら「設定」ボタンを押す
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手動で録画を行なうときは、まずタスクトレイアイコンを右クリックして「EPG取得」を行なおう。これでEPGの番組データを取得してくれる
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タスクトレイアイコンをシングルクリックするか、右クリックで「番組表表示」を選択すると、EPGの番組表が表示される。録画したい番組をクリックすると予約するか聞いてくるので、「はい」をクリックすればその番組が録画予約される
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テレビ番組の録画中はタスクトレイのアイコンに赤いマークが出る。「田」の字のマスのうち、赤くなっている個数が現在録画している番組数だ。4マス埋まっていたら4番組同時録画されているということ。右クリックで「録画強制停止」を選択すると、指定した番組の録画を中止することも可能だ
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キーワード指定による自動予約録画を行ないたいときは、タスクトレイアイコンを右クリックして「自動検索予約一覧」を選択。「新規追加」で新しくキーワードを指定することができる
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「検索キーワード」欄に番組名などのキーワードを入力し、検索対象としたいチャンネルや開始時刻などを指定する。「検索」を行なうと、EPG番組表の中からそのキーワードに適合する番組名を表示してくれる。「登録」をクリックするとそのキーワードが登録され、EPG番組表の中のキーワードを含む番組を自動で録画していってくれる
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パソコンで録画する場合、EPG番組表のデータは定期的に更新してあげる必要がある。標準状態では0時と12時に更新する設定になっている。PTTimerのフォルダ内にあるPTTimer.iniを編集すれば、EPG取得時間を指定可能だ。例えば「EPGTIME=5:00,22:00」なら、5時と22時にEPG番組表の更新を行なう。なおPTTimer.iniを編集したときは、いったんPTTimerを終了して再起動するようにしよう
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録画した番組を視聴する

PT2で地デジ放送の番組を録画できたら、さっそくパソコンで再生してみよう。
PT2の録画ファイルであるTS形式は、定番のプレイヤーで見ることが可能。
但し、BS1/BS2の録画ファイルは、ツールを使って分割処理を行う必要がある

地デジ録画番組の視聴

PT2で録画したファイルは、拡張子が「.ts」のMPEG-2 TSという形式で保存される

  • TSファイルと同じ名前のtxtファイルも保存されているが、ここには番組情報が記録されている
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MPEG-2 TS形式は、ウインドウズ7ならWindows Media Playerでも可能。
またXP環境や、より使い勝手の良いプレイヤーが良いという人には「GOM Player」や「MediaPlayerClassic HomeCinema」などを利用するといいだろう。

  • MediaPlayerClassic HomeCinema」は、Download」のページから「installer」を入手して実行すればインストールが行なえる
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    「MediaPlayerClassic HomeCinema」を利用するには最新版のDirectXが必要だ。こちらからダウンロードしてインストールしておこう
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「GOM Player」や「MediaPlayerClassic HomeCinema」にファイルをドラッグ&ドロップすれば再生が行なえる。
「表示」→「オプション」の「関連付け」で「MPEG Media File」に関連付けをしておけば、ファイルをダブルクリックすることで再生できるようになる
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BS録画番組の視聴

なお録画したチャンネルがBS1/BS2の場合はそのまま再生すると、BS1とBS2の映像と音声がごっちゃになってしまいきちんと視聴することができない。
BS1/BS2を録画すると、1個のファイル内にBS1/BS2が同時に録画されてしまうからだ。
このようなときは「TsSplitter」というツールを使えば、BS1とBS2を分離することができる。

「DTV関係ツール」(http://2sen.dip.jp/dtv/)の「DTVアップローダ」で「ALL」をクリック
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画面をスクロールしてTsSplitterをダウンロードしよう
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TsSplitterを適当なフォルダに解凍して「TsSplitterGUI.exe」をダブルクリックして起動する
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「変換ファイル」に分割したいファイルをドラッグ&ドロップする。「CS放送の分割を行なう」にチェックを入れて「変換」ボタンを押すと、BS1/BS2の分離が行なわれる
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分割が完了するとこのようになる。この画面だと、ファイル名に(101)と入っているのがBS1、(102)がBS2だ
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録画したファイルを編集する

地デジ放送を録画できる機器は数あるが、その中でもPT2が最強と言われているのは、録画した映像データにプロテクトがかからないからで、コピーも編集も自由自在に行える。

録画した動画ファイルのエンコード

TSファイルをH264やAVI形式のファイルにエンコードするには、「BonTsDemux」を使おう。
BonTSDemuxは、2ヶ国語放送や5.1ch放送などPCで再生・変換が困難な「friioやMonsterTV HDUSなどで録画した」地デジ、CS、BS放送の特殊な音声を分離して、PCで再生しやすい形式に変換してくれるフリーソフトだ。

2ヶ国語放送や多重音声放送などでどうにも音声の扱いが難しい録画TSファイルが出来上がった場合は、BonTsDemuxで音声を別形式(主音声のみ)にしてエンコード保存すれば問題があっさりと解決するぞ。

録画した動画の不要部分をカットする

無料ソフトでTSファイルの不要部分カットを行うには、「Murdoc Cutter」を使うとよい。
このソフトは単にTSファイルの編集(不要部分のカット)しかできず、他ファイル形式へのエンコード機能は持っていないが、これを使って編集した後に、「BonTsDemux」で他ファイル形式にエンコードすれば、一連の作業を全て無料ソフトで行うことができるぞ!

有料ソフトになるが、「TMPGEnc MPEG Editor 3」(5,600円)や「Emicsoft TS Converter」($25)で録画データ(TSファイル)の編集とエンコードを一気にやってしまう方法もある。
※筆者は「Emicsoft TS Converter」を利用している

エンコードがうまくできないTSファイルを何とかする方法

筆者も2011年7月のアナログ放送停止から「PT2」で地デジ番組を録画したTSファイルをavi形式にエンコードし始めて5ヶ月程が経つが、どうしてもうまくエンコードできないTSファイルに何度も出くわした。
いろいろと試行錯誤する中で編み出した解決方法をここに紹介しておく;

  1. Emicsoft TS Converter」でエンコードできないTSファイルは「BonTsDemux」でエンコードする。
    • 一見「Emicsoft TS Converter」でエンコードできたように見えたTSファイルも、NHK番組や2カ国語放送番組を録画した場合には音が出ないという問題が生じることがままある。 
      その場合は「BonTsDemux」で2カ国語放送対応設定してエンコードすれば問題はほぼ解決できる
  2. 「BonTsDemux]でもうまくエンコードできないTSファイルは、「Emicsoft TS Converter」で前後の不要部分をカットしてエンコードすればうまくいく場合がある。
    • 特に2時間もの等の容量の大きいTSファイルは、前半と後半に分けて、「Emicsoft TS Converter」でエンコードして、後で「UniteMovie」で1つのファイルに結合すれば成功することが多い。
    • iPhoneやiPadから「AirVideo」を使って、対象TSファイルをMOV形式にエンコードするという手もありだ
  3. それでもうまくいかない場合には、最近まで諦めていたのだが、、「Murdoc Cutter」を使って前後の不要部分をカットしてやると健全なTSファイルになって、後は「Emicsoft TS Converter」や「BonTsDemux」で問題なくavi形式にエンコードできることがわかった。

今のところ、エンコードに関する不具合への対応はここまで。



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