ネット接続後の設定
くどいようだが、
ネットワーク接続前に
今一度基本設定が実施されているかどうか確認しよう;
WindowsXP SP2 は導入されているか ・・・必須
WindowsXP のオンラインアップデートは実施したか ・・・必須
IE(Internet Explore)のセキュリティ設定は実施したか ・・・推奨
ファイアウォールツールは導入されているか ・・・推奨
もし上の項目で欠けているものがあれば「ネットワーク接続前のセキュリティー設定」に戻り、設定を済ませよう。
基本設定がキチンと実施されていることを確認したら、いよいよネットサーフィンを安全にしまくる為のセキュリティ設定を施そう。ネット巡回時は、悪質なウエブサイトをうっかり開いただけでウイルスやスパイウエアに感染してしまう危険が一杯だ。 そうした攻撃を防ぐ為の対策ツールが有料・無料併せてたくさん世の中に出回っている。(ここ最近の売れ筋ソフトの上位ランクは、こうしたセキュリティ関連ソフトで占められているのが実態だ)
沢山種類がありすぎて、どれを導入すればよいか本当に迷ってしまう程だが、、ここではその筋では定番となっている現時点での「ベスト・フリー・ツール」を中心に紹介してゆく。
安心のセキュリティー対策構築!
以下、3つのフリーソフトさえ先ず導入しておけば、ひとまずは安心のセキュリティー対策構築と言えよう! セキュリティ系ツールを複数導入する場合は、組合せが悪いとパソコンが不安定になるが、この3つのツールは相性バッチリだから安心だ。
- アンチウイルスソフト 「AntiVir」
- ファイアウォールソフト 「COMODO Internet Security」
- アンチスパイウェアソフト 「PestPatrol」
以下に、この3つのカテゴリー(Anti Virus, Firewall, Anti Spyware)について説明をする;
1.ウイルス対策ソフト
イチオシ・フリー・ソフト : 「AntiVir」
筆者イチオシのウイルス対策フリーソフト「AnitiVir」は他のフリー・セキュリティ・ソフト「aVast!」や「AVG」などと比べウイルス検出率が高く、スキャン速度も高速、最新のウイルスへの対応も早い。
「AntiVir」がほかのスキャンソフトよりも優れている機能が「経験型検知」だ。過去のウイルスの挙動から判断して、未知のウイルスでもある程度の検出が可能になっているのだ。たとえパターンファイルが配布されていない新型ウイルスであっても対応可能なため、各種検証機関から「世界一」と認められる検出精度を誇っている。
最近、広告が頻繁に表示されるようになってしまったため、その点はマイナス評価だが、無料で使える上に市販ソフト以上の実力を持ち、待望の日本語版がリリースされた。
ウイルス検出処理を自動化しよう
インストール後に手動でスキャを繰り返すだけでも、ある程度のセキュリティを確保することが可能だ。
ウイルスを検知したときに警告音が鳴ったり、ウイルスが発見さときに処理をどうするか選択する必要があるなど、ちょっと処理がわずらわしい点がある。
これらは設定を変更することで自動化が可能だ。ここでは、わずらわしさを感じないオススメの自動化設定を紹介する。詳細設定で自動化をしておき、スキャンもPCを空けている時間帯に重点的にスキャンするようにスケジューリング機能を使って設定しておけば、PCで作業するときは何らわずらわしさを感じずに作業ができる。
>>設定方法の説明
2.ファイアウォールと組み合わせて最強の環境構築
イチオシ・フリー・ソフト :「COMODO Internet Security」
ファイアウォール(以降FW)は怪しい通信などがないかを常に確認する機能を持ったソフトのことだ。内部からの悪意のあるソフトからの怪しい通信があればブロックすることができ、情報流出やPCの乗っ取りなどを防ぐことができる。
もしウイルスに感染しても情報流出という最悪の事態が避けられる。
この「AntiVir」には、残念ながらFW機能はない。 ウイルスを検出することはできても、悪意のあるソフトからの情報流出はブロックできないのだ。
そこで、FW機能に定評のある「COMODO Internet Security」を併せて使うことをオススメする。
「COMODO Internet Security」は、ウイルス対策機能も持っているが、AntiVirほどの精度ではない。だが、FW機能に関して言えば、FWの性能評価ランキングで常に上位にランクインしている。
FW機能のみをインストールすることが可能なので「AntiVir」のウイルス対策機能、「COMODO Internet Security」のFW機能を併せて便おう。
3.スパイウエア対策ソフト
イチオシ・フリー・ソフト : 「PestPatrol」
パソコン内を常時監視して感染を未然に防いでくれる「PestPatrol」
(最新バージョンは市販の有料ソフトだが、旧バージョンなら無料で使い続けられるぞ!!!) サービス終了
常駐タイプのPestPatrolで海外製スパイウエアの侵入はまず防御できているハズだが、国産スパイウエアに対する防衛力には弱点がある。国産スパイウエアの感染予防の定番ツール「SpywareBlaster」や、いつの間にやら防衛網をスリ抜けて入り込んだスパイウエアを取り除く”スパイウエア除去ツール”の定番「SPYbot-Search & Destroy」(SPYbot)や「Ad-aware」をまとめて全自動で導入してくれ、設定や検出から削除までをすべて自動で行ってくれる「Hitoman Pro」を導入して、益々安全なパソコンライフを送ろう!
※「Hitman Pro」をどうしても使いたくないという人は、最低限以下の対策ツールを導入しておこう;
■国産アンチスパイウエア 「SpywareBlaster」 >>使用方法の説明
■スパイウエア除去ソフト
いつの間にやら防衛網をスリ抜けて入り込んだスパイウエアを取り除く”スパイウエア除去ツール
「SPYbot-Search & Destroy」
「Ad-aware」
※もしそれでも IE のスタートページが勝手に変なサイトに変更され、どうやっても戻せなくなっていたら”CoolWebSearch”という世界で最も悪名高いスパイウエアに感染している可能性が高い
→その場合には専用の駆除ツール「CWShredder」を使って確実に退治しよう。
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